まるで家にいるようにゆったりできる空間

山岳トイレ

日本の山岳部は、一般的に電力供給や給水事情が悪く、また、水温や気温が低いなど厳しい環境であるため、浄化槽の設置や維持管理が困難な場所が多い。山岳エコトイレ以前は、穴を掘り、貯め、浸透させるなどの方法がとられていた。また、トイレが設置されていない場所では、野外排泄も行われてきた。私たちのし尿は土に埋めれば微生物が分解してくれるが、ここ数年の中高年を中心とした登山人口の増加により、自然の浄化機能を上回る量のし尿が排せつされ、沢水に大腸菌群が検出されるケースも見られ、水質や動植物への影響などを懸念する声が高まっている。ヘリコプターで資材搬送山岳トイレには、汲み取り式や、微生物の働きによってし尿を分解するバイオトイレなどがあるが、その数はまだ十分ではない。こうした問題を改善するため、山小屋事業者や地方公共団体によるし尿処理改善への取り組みが進みつつある。また、環境省でも山岳トイレの設置に補助金制度を設けるなどしてし尿処理の改善を進めているが、登山者側にも、し尿を持ち帰るなどの努力が求められている。一方で、浄化槽の設置が困難な場所でも設置可能な非放流型のトイレ・し尿処理装置の開発、商品化も進みつつある。環境省が2003年から実施している環境技術実証モデル事業では、山岳トイレ技術分野における実証実験も進められている。

南木曽岳の山頂小屋へ設置する山岳バイオトイレの資材を、ヘリコプター、ス−パ−ピュ−マ−で搬送しました。2014年9月 山岳トイレ

弊社は、株式会社リンフォース(神奈川県鎌倉市)様の協力会社として、長年の山岳工事経験を活かし、建設工事、販売普及に協力しております。

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